20年にわたる歩みの中で、
サラダクラブ誕生から、
発展するまでの
出来事をご紹介します。
1999年2月24日 サラダクラブ誕生
中河原工場でパッケージサラダが生まれた
1998年キユーピー研究開発本部による研究のお陰で、パッケージサラダの日持ち技術が確立しました。
縦ピローの無地袋4~5品でテスト販売からスタート。アイテムは千切りキャベツ、カットレタス、ボイル野菜などです。
テスト販売用のサラダは、取引先新店舗オープンに合わせて、約1年間販売をしました。
〈 袋タイプ 5アイテムからスタート 〉
新規性の高い商品でしたが、幸いキユーピーへの信頼が厚かったことと、期待感も高かったため断られることもなく受け入れてもらえました。そして、約1年間のテスト販売期間を経て、1999年2月24日より株式会社サラダクラブは製造会社として、本格的に販売をスタートします。初回の製造は、中河原工場で生産した2,000パックを首都圏(東京、千葉、神奈川、埼玉)のスーパーへ出荷しました。
2000年2月
昔から使っていたかぼちゃの千切り
今ではあたり前のように使っているかぼちゃの千切り。サラダクラブでは2000年から使用しています。細くカットしたかぼちゃが「高級料亭で飾りとして使われていた」ことをヒントに商品化しました。
また、チコリやエンダイブといった珍しい野菜もこの頃から取り入れる商品開発をしていました。
※チコリやエンダイブは現在使用していません。
2001年
一斉売り場作り本格スタート!
キユーピー主催の取引先向けプレゼンにサラダクラブが参加した時です。バイヤーにサラダクラブの「カットネギ」を気に入っていただき、全40店舗で導入が決まりました。
それを機に、商談でパッケージサラダの導入も決まりました。まだアイテムは5~8アイテムと少ない中でしたが、パッケージサラダとネギで、棚割りパターン(4尺)を作り、一斉に全店の売り場作りを行いました。
以前から、販促物の設置はしていましたが、これが大きく売り場作りを展開した始まりとなりました。当時、サラダクラブオリジナルで作っていた販促物はパネルのみでした。
〈 売り場 〉
〈 販促物 〉
2004年4月
カット前殺菌導入スタート
従来は野菜をカットしてから洗浄・殺菌することが主流でしたが、2004年4月よりカット前に洗浄・殺菌する技術を採用しました。
「カット前殺菌技術」とは、カットする前に野菜の表⾯についた細菌を殺菌する方法で、これによりパッケージサラダの品質を向上する事ができました。
この技術を導入したことで、シャキシャキとした⾷感のボリュームのある千切りキャベツを作ることができ、サラダクラブのパッケージサラダにとって、 安全性とおいしさが両立したキーポイントとなりました。
2006年5月
原料原産地印字 自動転送システム開発
今では当たり前になっている原料原産地印字は、2006年5月よりスタートしました。
原産地間違いの事故防止策として、自動転送システムを導入することで、使用原料の迅速なトレース体制の確立と、包装フィルムへの効率的かつ正確な原料原産地の印字ができるようになりました。
2014年12月
初めての自社工場設立
三原工場は、サラダクラブで一から新設した初めての工場です。2014年12月に操業を開始し、従業員数35名から始まりました。
ゼロからのまさに手探り状態で、サラダクラブ全工場の問題点や課題をクリアした工場にしたいという想いも込めて作られています。
三原工場は、動線を考えたストレートラインで、原料は、極力広島県産を使用することを心がけています。