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プレスリリース

1999年の創業以来 初!
サラダクラブ 直営7工場で2026年元日一斉休業を実施 ~従業員の「働き方改革」を推進~

2025/12/25

パッケージサラダを製造・販売する株式会社サラダクラブ(代表取締役社長:新谷昭人、本社:東京都調布市)は、全従業員の働き方改革の推進を目的として、創業以来27年目にして初めて2026年1月1日(木・祝)に直営7工場すべての製造を休止し、一斉休業を実施いたします。
本取り組みは、皆様の食卓に必要な社会インフラとして26年間1年365日稼働を続けてきたパッケージサラダ業界の常識に新たな風穴を開け、「働きやすく持続可能な魅力のある業界」の実現に近づく一歩と考えております。

背景と経緯

パッケージサラダは現在約2,000億円規模の市場を形成し、食卓において欠かせないものの一つとなりつつあります。一方で商品特性上、消費期限が3~5日間と短く、鮮度の高い商品を毎日お届けするために、当社の製造工場は創業以来、1年365日稼働を続けてまいりました。

本体制においては、工場・物流・営業部門の多くの従業員が休日であっても急なトラブル対応に備える必要があるなど、見えない心理的な負担が大きく、実質的に完全な休養がとりにくい状況が存在していました。当社はこの状況を「働き方改革」における最重要課題と捉え、健康経営の推進の観点より、全社一斉休業の実現にむけての体制の見直しを進めてまいりました。近年の販売店様の正月休業などの環境変化も、この動きの後押しとなっております。

取り組み内容

今回の休業は、販売店様および物流会社様の多大なるご理解とご協力をいただき、実現に至りました。

対象日:2026年1月1日(木・祝)
対象工場:自社7工場
(五霞工場、中河原工場、遠州工場、伊丹工場、真庭工場、三原工場、鳥栖工場)
対象エリア:全国(沖縄を除く)※委託先工場もパッケージサラダについては休業となります。
年始の商品供給:販売店様へは事前注文いただいた通り納品をいたします。

今後の展望

本取り組みは、「働き方改革」を推進することで、従業員のエンゲージメントを高め、結果としてより高品質な商品をお客様にお届けすることに繋がり、販売店・物流会社の皆様への貢献に繋がるものと考えています。当社は、2026年も1月2日より製造を再開し、今後も継続的な労働環境改善に努め、お客様の健康と食卓を応援する企業を目指してまいります。

株式会社サラダクラブについて

株式会社サラダクラブは、野菜の鮮度とおいしさにこだわり、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造・販売しています。キユーピー株式会社と三菱商事株式会社の共同出資により1999年に設立しました。利便性と価格が一定という経済性が評価され需要が拡大しているパッケージサラダ市場で、サラダクラブは国内最大のシェア(金額)*を占め、販売店舗数は18,380店(2024年12月現在)となっています。
*マクロミルQPR(サラダメーカー別 2024年3月-2025年2月)

サステナビリティへの取り組み

当社では、産地からご家庭までのフードロスを低減し、サステナビリティへの取り組みを推進しています。産地との安定的な取引や増量企画を通じた、持続的な生産体制の維持や産地廃棄の削減。工場内で発生した野菜の未利用部を堆肥の材料にし、それをもとに作られた堆肥を使用して野菜の栽培を行う循環型農業の実現。パッケージサラダの鮮度保持延長の実現により、ご家庭・販売店での消費期限切れに伴う廃棄の低減などの取り組みを行っています*。
*詳細はサステナビリティページ(https://www.saladclub.jp/company/sustainability/)をご参照ください。

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