サラダクラブのこだわり
製造工程・品質
パッケージサラダを安心して召し上がっていただくためのこだわりをご紹介します。
パッケージサラダができるまで
野菜の受け入れ、加工から、充填・包装まで、徹底した品質管理に努めています。包装された商品は、1つ1つ、人の目で確認してから出荷しています。
原料
受入
野菜は、産地から冷蔵車で運ばれます。入荷された野菜は受け入れ検査を行い、品位・品温管理をしています。
原料
処理
外葉等、食用に適さない部分をトリミングし、野菜を食べやすい大きさにカットします。
※取り除かれた部分は、肥料の原料にリサイクルされます。
目視
検査
カットされた野菜をコンベアーに流し、野菜の品位やカットサイズ等、人の目でチェックを行います。
洗浄・
脱水
野菜の品位が損なわれないよう、適切な方法で、冷水による洗浄をしています。洗浄後、遠心脱水機で余分な水分を取り除きます。
充填・
包装
数種類の野菜を配合したサラダは袋やトレーに充填・包装していきます。使用する野菜の産地はコンピューターで管理され、パッケージに野菜の産地が印字されます。
箱詰め
包装された商品を1つ1つ確認しながら、箱詰めします。
出荷
商品は冷蔵車で10度以下に保たれたままお店に運ばれます。
産地表示について
使用している野菜の産地(都道府県名または外国名)は、全ての商品パッケージ表面に印字しております。
品質へのこだわり
鮮度を保つ工夫
パッケージサラダの鮮度を保つため、サラダクラブでは3つの工夫をしています。
- Point 1
- 包装フィルムの仕様を野菜の呼吸に合わせて変えること。
- Point 2
- 袋内を窒素に置き換えることで酸素に触れさせないこと。
- Point 3
- お店にお届けするまで、低温(1℃~10℃)管理すること。
特許製法を取得
「野菜にやさしい製法」とは、キャベツになるべくダメージをあたえないようにする洗浄方法のことをいいます。
キャベツはカットする前とカットした後の2回洗浄を行います。
カット後の洗浄はカット前の洗浄より野菜にやさしい洗浄を行うことで、野菜にかかるダメージを減らしています。
この「野菜にやさしい製法」を更に改良することにより、現在の「千切りキャベツ」(ビックパック、スーパービック含む)の消費期限は加工日に加え5日間となっています。(沖縄を除く全工場)
「野菜にやさしい製法」 特許:第4994524号 特許権者:キユーピー株式会社
洗浄方法により異なる栄養成分
工場で通常行われる洗浄と、家庭で行われる洗浄を比較し、洗浄後の栄養成分の違いを調査しました。
その結果、工場での洗浄による栄養成分の減少は、家庭の水洗いと同程度であることが分かっています。
カット野菜の製造は虫との闘いです
サラダクラブは、年間約2千万玉のレタスを使用しています。
レタスは栽培中に虫が付着することがあります。
平均的には、約600玉のレタスに1個の割合で虫が見つかり、工場で除去しています。
季節や産地によっては、虫の発生が急増する場合もあります。
野菜から発見される虫
野菜から発見される虫の種類については、上記右記のグラフをご覧ください。野菜から発見される虫の半数は「野菜を食べる虫」になります。
一例
①野菜を食べる虫(アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、カメムシ、バッタ)
②飛翔虫:畑の上を飛んでいる虫(アブ、ハチ、ハエ)
③天敵:食害虫を食べる生物(テントウムシ、カエル)
④土壌虫:畑の土壌内にいる虫(ミミズ)
⑤歩行虫:畑を歩いている虫(クモ)
お客様相談室へのお申出状況
お客様相談室では、野菜由来の虫混入などのお申出を受け付けております。(なお、工場内は防虫会社の調査により、虫の住みかはありません)
異物除去技術の改善を続けることで、過去10年間でお申出件数を、1/3以下に削減しました。
サラダクラブでは、週単位でお申出状況を集計・確認し、お客様に安心してお買い求めいただける商品作りに努めています。
カット野菜の異物除去工程
トリミング工程
入荷した野菜を一つひとつ丁寧にトリミングし、外葉や芯を除去します。同時に、虫などの付着物も検査・除去します。明るい照明の下で担当者が検査しやすい環境を整えています。
異物洗浄工程
トリミングされたレタスは表面洗浄機を通して、細かい異物を除去します。コンピューターによるシミュレーションを重ね、最適な条件で異物除去洗浄を行っています。
異物検査工程
カットされたレタスは、検査コンベアで専任者による目視検査を行い、最終チェックを実施します。一部の工場では画像処理カメラによる異物検査を行っています。